沖縄に大きな被害を与えた台風6号（カーヌン）での私のサバイバル？体験をお話しします。
台風6号は半世紀生きてきた私のこれまでの経験とはかなり異なる台風でした。暴風域を抜けたら、台風は本土に向ういつものような経路とは異なり、沖縄本島近くでUターンし、再び本島を訪れ、台風の進行速度も遅いという希有なケースでした。台風はなかなか沖縄上空を去らず、二回目に本島に来た際は長期間影響を与え続けました。カーヌンの暴風域に突入すると、本島中部にある私の自宅近辺では停電が発生し、ほぼ3日間、電気がまったく使えませんでした。
幸いなことに私は以前からUSB充電できる大容量モバイルバッテリーを3つ所有しており、停電していても携帯電話やタブレットを使用してインターネットの接続で困りませんでした。※JBL PartyBoxは屋外で使えるBTスピーカーですが、USBポートから給電できるようになっていて、バッテリーとしても使用できます。
また、ネット会議用にUSBリングライトを所有していたおかげで灯りに困ることもありませんでした。
しかしながら、冷蔵庫が使えない事で冷凍食品など冷蔵庫がないと保存に問題があり、レンジであたためないと役にたたない保存食もたくさんありました。停電で冷蔵庫が使えない場合があることを想定して、缶詰や惣菜パン、カップラーメンなどをもっと買っておけば良かったと後悔しました。
そして、停電しているので、当然ながらエアコンは使えません。台風は暑い時期に来るので停電のことを考えるとUSBで使える扇風機があると良かったかもしれません。
最近はUSBで利用できる製品が増えているので、台風時に停電が起こった時のことを考えると大容量のモバイルバッテリーを購入することをオススメします。コンパクトなモバイルバッテリーは出張や旅行用には便利ですが、ちょっと大きくて重いけれど、防災用としても使える大容量のモバイルバッテリーがいいと思います。
またUSBで使える照明器具（ウェブ会議にも使えるリングライトがオススメ）やUSB扇風機を揃えておくことをオススメします。
（いしかわ）
追記：実は台風が去った後もしばらく影響がありました。スーパーにいっても野菜や生鮮食品が入荷せず、ある意味食糧難がつづきました。台風の被害は計り知れません…
