日本一の熊本のエピソード

実は熊本育ちのため、第一言語は“熊本弁。

もちろん、普段は円滑にコミュニケーションを意識して、標準語で話しています。

今回は少しだけ、熊本の日本一になった3つのエピソードとを紹介したいと思います。


1.日本最初のスクランブル交差点


今じゃ、何も不思議なことはないクロスして、縦横の横断歩道をまとめたものです。
上通(かみとおり)と下通(しもとおり)と路面電車を挟んでスクランブル交差点が存在します。

スクランブル交差点の真ん中から見る熊本城は壮大でした。
(今、熊本城は熊本地震により被災してしまって復旧のため、壮大な景観は見ることができないようです。)

実は日本で最初にスクランブル交差点ができたのは熊本です。
上記の有名なスクランブル交差点ではなく、今でも存在はしています。



日本最初のスクランブル交差点GoogleMapより引用
https://goo.gl/maps/qjYGYmZo89LSHMzw8(別のウインドウで開きます。)



2.携帯性と小分けのパック納豆

好き嫌いが激しい食材ですが、世界的に健康食品に名を挙げている納豆。
納豆といえば、水戸が有名だと思います。
しかし、パック納豆は熊本が日本で最初に導入されていると言われています。
ちなみにスーパーでも普通に沖縄でも熊本産の納豆が買えます。
給食で納豆が出るのは昭和・平成育ちの人はもちろん知っていると思います。
それが、熊本のパック納豆が有名になったきっかけでもありました。



3.路面電車(市電)の最先端


今でも、各地域のいろんな場所で走っています。
歴史は非常に長い路面電車で車のない時代は非常に生活に密接していた乗り物です。車の普及とともに一部の地域でしか乗れなくなってしまいました。
路面電車はレトロなイメージがありますが、実は進化はしているのです。
それが、“超低床電車”。
ヨーロッパから、いち早く輸入して導入しています。
公式情報(別のウインドウで開きます。)
によると平成9年(1997年)には走っていました。
バリアフリーをいち早く意識して、駅と電車の溝はほとんど感じさせず、段差もありません。
しかし、当時から思っていたのは駅幅狭いので車椅子の人の乗れるのかなという素朴な疑問でした。

 



熊本より移住して、沖縄で気づいたこと少し述べたいと思います。

沖縄モノレールの"人へのやさしさ"

車椅子の人は乗車するときに駅員さんに「どこで降りますか?」と尋ねられます。
モノレールと駅に少し段差があるため、
スロープを駅員さんがその都度設置してくれます。
他県に比べて、交通機関の人における対応力(ゆいまーる)が進化しているからだと思います。いろんな県の交通機関の人の対応を見てきて、沖縄のモノレールの駅員の対応に感動を覚えました。

 


育った町を離れるといいところをふわーっと思い出すことがあります。
あなたの地域には何かいいところはありますか?

(摩文仁)

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