褥瘡作っちゃいました

 事業所の利用者である友利さんは車いす生活が6年になりますが、車いす生活にまだまだ慣れていません。最近、ついに「褥瘡(じょくそう)」を油断して作ってしまいました。長時間同じ箇所を圧迫することで起こる褥瘡はなかなか治りづらく、じっとしていないといけないのでかなりストレスが溜まります。そんな生活をレポートしていただきました。


 木曜日に車椅子バスケの練習から帰って来て、お尻に50円玉の穴ぐらいの大きさで皮が剥けてるってヘルパーさんが言っていたけど別に気にもしないでいました。

 土曜日に入院時代の病院のPTOT・相談員達と2年ぶりに飲み会をしていろいろな情報交換などをし楽しい時間を過ごしました。

 日曜日も皮が剥けてる事も忘れていつも通り車椅子に乗って過ごしましたが月曜日になるとお猿さんのお尻みたく皮のむけが広くなっていてヤバい褥瘡だと思いました。

でも軽く考えて火曜日に事業所に通所するつもりで車椅子に乗車して朝食を食べてたらFさんから電話があり、「バカたれ~ベットに戻れっ!」て言われベットに上がりました。
その後すぐにFさんが訪問してくれて体位変換の体勢とか教えてくれ、ベット上で褥瘡部分のお尻に圧がかからないような横向きの状態での生活がスタートしました。

 水曜・木曜日は普段使っているマットで過ごしましたが、(ずっと横向きで)余りにも肩が痛いので木曜日にエアマットを入れてもらい肩の痛みはなくなりましたがエアマット上では動きづらくストレス溜まりまくりです。ですが早く完治するためには我慢するしかありません。

 褥瘡になるのは今回で2回目ですけど、1回目の時に比べたら治りも早く3週間ぐらいで車椅子にも乗れそうですので嬉しいです。

 処置が早かったのが良かったのでFさんには頭が上がらないくらい感謝してます。

 Fさん、本当にありがとうございます。

(友利)

 

褥瘡作っちゃいました