時間旅行・哀愁のカサブランカ!

令和5年(2023年)の今、飛行機を使えば世界一周もそんなに時間を掛けずに行く事が出来るでしょう。便利な時代になりました。(お金は掛かるけど💦)。 しかし時間旅行はどうでしょう?

僕は映画”カサブランカ”を観て1940年代のアフリカ、モロッコの風を感じています。当時ヒットラー率いるナチスドイツがヨーロッパ各地を始め遠くアフリカまでも侵攻して、北アフリカの仏領モロッコもその占領下になって地元フランス警察は何も出来ずにいました。そのためナチスドイツの将校達は横暴を極めます。しかし、いつの時代にもヒーローはいるんです。主人公はボギーことハンフリー・ボガード。そして相手役の女性にはイングリッド・バーグマン。でも恋人ではないんです・・。

パリ陥落の日に出会った二人が偶然、ナチス占領下のカサブランカで再開!しかしそれぞれに秘密を抱えた二人に降りかかるその時代ならではの壁。映画では当時の服装、街並み、そしてナチス・ドイツ占領下での人々の不自由な暮らしぶりが描かれています。国ではそれなりの地位にいた人や旅費を工面する為にギャンブルに手を出す者などあらゆる人が自由の国アメリカを目指して経由地であるポルトガル・リスボンを目指してここカサブランカにやってきます・・。そんなこんなで結末はいかに・・?この映画には二つの有名なセリフがあります。一つ目は「君の瞳に乾杯」。なんと歯の浮くようなセリフでしょう。そしてもう一つはこの映画のクライマックス、飛行場でのシーンで最終回逆転サヨナラ満塁ホームラン的に出てきます!時間も場所も遥遠く離れているけど、当時の風、においを感じられる映画だと思います。今なら、ユーチューブの【ムービーコン-ムービーカサブランカ】で観れますよ。是非1940年代のアフリカ、モロッコを感じてください!

(オオタ)

時間旅行・哀愁のカサブランカ!