15歳以上の障がい者が技能を互いに競い合う
「あいち技能五輪・アビリンピック2019-2020」が2019年11月15日に愛知県で開催されました。
事業所からは、又吉李美さん、宮城優香さんが沖縄県代表として参加し、見事又吉さんがDTP部門で銀賞を獲得しました。
大会で健闘したお二人の感想を紹介します。
【又吉李美】
全国アビリンピックの参加で愛知県に行って来ました。
全国大会は二回目の参加で前の雰囲気を知っている分、楽しみよりも緊張が上回っていました。
大会は開会式、競技、閉会式と3日間行われ、私はDTP種目に参加しました。
課題はシンボルマークとポスターの作成でした。
競技日当日は、緊張していて頭も回らず時間も足りず、不完全燃焼でした…。
ホテルに戻り、ホッとしたときに
「ああしとけばよかった…」「こうしとけばよかった…」と、
わーっと考えが溢れてきて、気分はだだ下がりでした…笑
翌日の表彰式で名前を呼ばれた瞬間は嬉しかったのですが、
わたし的には納得のいくものが作れなかったので、銀メダルもらっていいのかな…っていうのがホンネです。
金メダルを受賞した方との間には分厚くて高い壁が見えたので、まだまだ勉強しないといけないなと思える貴重な大会でした。
大会中サポートしていただいた藤江さんと私の両親、沖縄で応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
【宮城優香】
私はワードプロセッサの選手として、出場しました。すべてが初めての体験で不安と楽しみが混ざっていました。
県大会とは違って、ほとんどがオブジェクトや行の整理、表づくりでしたので、タイピングというよりワードの機能を使った編集に近かったので、使ったことのない機能を手探り状態で編集しました。結果は残念な結果でしたが、全国大会出場は滅多にないので、よい体験だったと感じました。
他にも、アビリンピック会場で会社の紹介や福祉機器展などがあったので、見てみると聴導犬の紹介があったので、将来、利用しようかなと考えさせられました。
4日間、介助していただいた藤江さん、沖縄で応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。