サーティファイ試験、重度障がい3人を含む5名が挑戦

先日、サーティファイ認定試験を事業所内向けに開催しました。
試験を事業所で行うのは2回目。

今回はExcel表計算処理技能認定試験(3級)に3人、同(2級)に1人、Illustratorクリエイター能力認定試験(エキスパート)が1人の合計5人と、これまでで最大規模の受験となりました。

このうちExcel表計算処理技能認定試験(3級)には、重度障がいの方が3名チャレンジ。

彼らは手や指に障がいがあり、障がいを持っていない人よりも回答にどうしても時間がかかってしまいます。

じつはサーティファイ認定試験には、障がい者へ向けた「障害者受験特別措置」という仕組みが用意されています。

例えば試験時間の延長や、支援機器・補助具の使用、あるいは試験日の延期など、さまざまな申請が可能になっています。

今回の試験では、事前に支援機器の使用・試験時間の延長を申請し、通常より長めの時間で試験を受けることができました。障がいを持った方でも安心して試験を受けられる制度があると非常に助かりますね。

ちなみにIllustratorクリエイター試験はA型のスタッフ(利用者)が、それ以外は就労移行の利用者が受けました。

このように弊所では、就労移行はもちろん、A型のスタッフでも試験を受けられるよう対応しています。
近い将来、外部向けの試験会場として公開も考えております。

さて、試験の結果はどうなったでしょうか?
結果は後日お知らせします。お楽しみに!

サーティファイ試験、重度障がい3人を含む5名が挑戦