働く応援フェスタに参加して

『「障がい者働く応援フェスタ」は浦添市まちづくりプラン賞の受賞で50万円をいただき、開催しました。今回は浦添市や就労支援事業所と企業が一体化するための試みで、就労支援事業所の紹介冊子制作と会場での販売コーナー設置により、認知度向上・行政・福祉事業所・企業との連携が育まれるようなイベントとなりました。同時に障害や病気を抱えていても社会参画ができることを発信する場であり、「皆が一緒に働ける」という考えを共有する場でもありました。

 215日のフェスタ当日はコロナウイルス(COVID-19)のニュースが出始め、お客様の来場が心配されましたが、予想以上の集客で私たちのメッセージを届けることができたと感じています。参加した各就労支援事業所の皆様の尽力もあり大成功することができました。下記は参加したスタッフの感想です。』


(池間)

2020年2月15日、私は働く応援フェスタに初めて参加した。
浦添市内の各事業所(A型・B型事業所、就労移行)が集まりであった。その中で、障がい者を持つ方たちが、どのような仕事ができ、どんな支援があれば障がい者の方が安心して仕事ができるのか、皆で考えようと言うシンポジウムがあった。そのシンポジウムで当事者、3人の声が聞けた。

1人はITサポートおきなわの又吉さんであった。
私は又吉さんの作業を行っている時に少し見た事がある。とても早く文字を打っていた。右手一つで、なぜあんな早く打てるのかすごいと思っていた。シンポジウムで分かった。両足も使っていた。それを見た、私は又吉さんがすごくカッコ良く見えた。

あと2人の方も言っていたができる機能、残っている機能を最大限、生かす事ができたり、支援者や自分も一緒に、どうすれば仕事ができるか、どのような社会になれば重度障がい者でも仕事ができるかを考えて行くべきだと私は考えた。

(摩文仁)

会場が開くと同時に役割へと気持ちが切り替わりました。いつもはだいたい少しこけることを予想しましたが、意外にも予想と反して落ち着いていました。

ビデオカメラを各ブースと会場の追加設営のための「のぼり」の設営風景を撮りはじめました。坂道300mほどの距離にあるので、意外と距離があるのですが、これが「会場までの道のりだ」という感じを自分は受けました。昼ごろ再び同じところを撮影すると非常に風が強く、「のぼり」が巻き付いてしまった取れなくなっているほどでした。

”会場設営の「のぼり」設置風景”

外から中へと撮影を進めると最初の福祉事業所は植物を販売している福祉事業所があり、観葉植物のような落ちつく植物を販売しており、次の福祉事業所は野菜を販売していました。また、あるところは卵やパンを売る福祉事業所もあり、シートベルトの再利用したカバンを販売している福祉事業所もありました。最後の奥の方には企業と福祉事業所の相談窓口があり、大盛況で相談が絶え間なく行われておりました。

撮影をする中で基本的には人の出入りが激しかったので、注意しながら移動と撮影を行っておりました。

スペースに余裕があると非常に人の動きもスムーズになったかなと思うことと車いすの人も少し窮屈そうな感じがしました。

”シートベルトを再利用したカバン”

シンポジウムにて、自分はビデオカメラのため三脚により定点撮影を行っていました。

三脚が不具合がありそうで心配があり、持参した三脚を直前で入れ替えました。

案の定、縦の動きが固く動かしにくかったため、自分の三脚をうまく入れ替え、雰囲気を撮影しつつ、話し手が活(い)きるように撮影しました。

音はどうしても客席とブースとの間が近かったためか非常に聞き取りづらい状況にありました。(記事を書いている時点では撮影データを確認できていません)
シンポジウムでは障がい者代表3名、学校や公的機関、企業、商工会議所のような、さまざまな役割の人がそれぞれの立場で障がい者雇用の試み、実践や結果を持ちより情報を共有していました。大枠としてメインイベントが2時間ほぼ、ノンストップだったのが聴き手はつらかったかもしれないと感じました。

”障がい者代表によるそれぞれの実践談を披露”

シンポジウムがおわり、自分は朝から会場に座っていませんでした。(8:05~12:40の間)

役割を全うするあまり、休むことが難しくなっていたので、このような結果となったのだと思います。昼休憩後は適度に休憩をしながら撮影をして、ブースでの販売や笑顔が生まれそうなところに足を運び撮影を行いました。

帰って、休まなかったつけが回り、足が3回ほどつりそうになりました。

働く応援フェスタに参加して