我らデザインチームの要である又吉李美さんが「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」のDTP部門に初出場し、みごと努力賞に輝きました。
又吉さんは、8月10日に行われた地方アビリンピック大会(全国大会の予選)で初出場で銀賞を受賞。通常は金賞受賞者が全国大会の「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」に出場しますが、今回は地元開催ということで李美さんも出場できることとなったのでした。
他に地方アビリンピックのホームページ部門では、弊所から奥浜さんが、データベース部門に職員である職業アドバイザーの砂川さんが金賞を受賞し、又吉さんと一緒に全国大会に出場しました。
李美さんが参加したDTP競技は3時間の長丁場。あらかじめ事前に与えられた課題を元に作品を作りますが、大会当日はさらに追加の課題が発表され、時間内に仕上げる過酷な競技です。大会では、前日に支援機器を持ち込んでセットし、なるべく普段の作業ができるよう念入りに準備も行いました。
できあがった作品は、素人の私から見てもとてもよくできているデザインで、来年のアビリンピックでもさらに活躍が期待できそうな出来映えでした。来年はぜひ金賞に選ばれてほしいですね。
ちなみに又吉さんは自力通勤が難しい移動困難者のため、週3日を在宅で仕事をするテレワーカーです。A型雇用でのテレワーカーは沖縄県認定第1号で、テレワークを利用した仕事の成果がこのような形で実を結び、支援員もたいへん喜んでおります。
さて、ここで又吉さんの障害と支援機器を使ったパソコン操作の様子をご紹介。
又吉さんは病気による後遺症であらゆる関節が硬くなり、腕や指の関節も曲がりにくいのでマウスを握ったり腕を動かすことも難しい状況です。事業所でのデザイン作業は、マウスではなくペンタブレットと少し動く足を使ってフットペダルを活用し、スピーディーに作業をこなしていきます。
文字だけでは伝わりにくいので、操作する様子をぜひ動画でご覧下さい。
又吉さんが使っている支援機器はこちら。
- ペンタブレット
Wacom社製CTH-490 - フットペダルスイッチ
Route-R社のRI-FP3BK
どちらもAmazonで数千円で買えます。
ここでCMですが、私たち事業所にはこのように素晴らしい人材が働いております。
チラシやポスター、名刺デザインや冊子、横断幕など、デザインのご用命がございましたらぜひ弊所までお問い合わせください。(砂川)