仕事のくふう(視覚障がいとPC)

自身の視覚障がいについて

右目がかろうじて見えるぐらいです。視野が狭くなってて、少しものが歪んで見えます。視力は0.03ぐらい。左目は、角膜除去してるので何も見えません。

仕事面において工夫していること

仕事でPCを使うのは、もともと目が悪くなる前から使ってたから余り苦労はしません。と言うか無いと暇すぎてとても退屈。できる事もすごく減るでしょう。明るい画面…と言うか通常のWebページ等は、画面(の色)を反転させて見ることができます。自分のPCにあうエディターとかエクセルがあればデータ管理はできます。PCだと目が悪くても、出来る作業があったりするので助かってます。

PC画面は基本的に反転表示にしています。

昔に仕事や趣味で使ってたもの…勉強したものは、あまり見なくても使いこなせるてると思う。背景色の設定がいじれるものは、視覚障がい者にとっては使いやすい。必須だと感じます。 一番の問題は作業スピード。頭への入力時間がかかるもんだから。昔よりかなり遅いです…作業スピードは5分の1ぐらいでしょうか。目が見える人が数分で使えるようになるものが。1文字1文字、頭に入れて理解していくので1日かかったりします。

私は基本的に次のようなことをしています。

    1. 仕事で使うものは忘れないようにテキストにメモ。後で自分自身が思い出せるように書く。
    2. 資料等のリストをエクセルにまとめる。ソートや抽出が出来るので便利です。
    3. 目が疲れないように、なるべく明るい画面は凝視しない
      反転・ハイコントラストで見るサイトのタイプが、どのブラウザが見やすいか理解する…と良いです。

生活面において工夫していること

あまり外を歩かない。よくつかう場所、自販機やスーパーなどの商品の置いてる場所を記憶する。 家の中だと、距離感が怪しいので整理整頓する。怪我しそうなものは引き出しなどに入れておく。郵便物を読むのは他の人に確認させる。 良く見えないので、最初は探したり頭に入れるのに苦労します。ゆっくり慣れていくと面倒ごとは起こらないんじゃないでしょうか。 私は視覚障がいが無い小学生の頃からPCに慣れ親しんでいて、仕事もシステム開発だったので、意外と大変ではありませんでした。視覚障がいでPCを使う参考になればうれしいです。(名城)

仕事のくふう(視覚障がいとPC)